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Webマガジン特集

㈱兵庫福祉保険サービスの 「村上 興太さん」の日常を取材しました。
  • 共同募金協力者である村上興太さんに密着取材させていただきました。
  • 神戸市立太田中学校のすぐ近くに本社があります。
  • 相談スペースに飾られていた募金百貨店に対する「感謝状」
  • 休日、家族と朝の散歩を楽しむ村上さん。
  • 村上さんの事務仕事の様子
  • 「さくら治療院」は板宿商店街の入り口から少し歩いたビルの4階にあります。
  • 新規事業について打ち合わせ中・・・
特集記事:2018年3月
今回は、「募金百貨店プロジェクト」へ参加いただいている、「株式会社 兵庫福祉保険サービス」の村上興太さんに保険のことやお仕事の様子を取材させていただきました。「募金百貨店プロジェクト」とは、企業等が売上の一部を募金して、地元の福祉活動を応援することができるプロジェクトです。平成25年度から本プロジェクトに取り組んでいただいています。
 
同社は、損害保険代理業および生命保険の募集に関する業務の他、介護事業(グループホーム・移送サービス・デイサービス)、さくら治療院(就労継続A型支援事業所)を経営されています。
 
本社を訪ねると、まずは、お客様との相談スペースに案内いただきました。そこで、過日、本会会長より贈呈させていただいた感謝状が飾られていました。「たくさんのお客様が目にされていると思いますよ」と話す、村上さん。前職は、革製品の加工や大工などの、ものづくりに携わっていたそうです。同社が、介護事業のための施設を建設した際、大工として関わったことがきっかけで、社長と出会い、社長の人柄に惹かれ、また、新しいことにチャレンジしてみたいと簿記の資格が生かせる今の職に就き、5年半になるそうです。
 
兵庫県明石市のご出身で、2年前にご結婚され、1児のパパとなり、現在は、子育て奮闘中だそうです休日は、早起きをして近くの公園などを散歩するのが楽しみだそうです。お子さんと一緒に朝日を浴びて、心も体も元気になるそうです。家族の時間をとても大切にされています。
 
 
《Interview》
―お仕事の内容について
主に、総務と経理、人事の仕事をしていますが、『さくら治療院』という障害福祉サービス事業所(就労継続A型支援事業所)の運営企画の仕事も担当しています。当治療院は、「あん摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師」等の国家資格を取得した視覚に障がいのある5名の方が、施術の先生として、院内や個人宅・高齢者施設などへの訪問施術を行っています。実は、最近、立て続けに数名の方から就労面接を希望する連絡をいただきました。不思議に思い関係各所へ問い合わせると、近年、障害福祉サービス事業所(就労継続A型支援事業所)の経営が厳しく、やむなく事業所をたたむところが少しずつ増えているということでした。面接に来られた方も、同じ理由で当治療院での就労を希望されていました。現状を知り、改めて思ったのは『それなら事業を拡大して、受け皿になりたい』ということでした。いろんな方にアドバイスを頂きながら、新規事業を企画し、この4月からは、2名の先生を新たにお迎えすることになりました。」
 
本社から歩いて数分のところに「さくら治療院」があるということで、村上さんに案内していただきました。中に入ると、スタッフの方が村上さんを待っていた様子で、急遽、新規事業へ向けての打ち合わせが始まりました。企画や申請の手続きなどは村上さんが担当し、現場のことはスタッフのみなさんに任せているそうです。スタッフの方と上手く連携ができているのは、分野の異なる仕事ですが、大工をされていた頃の現場監督の経験が生きているそうです。
 
寄付つき商品として取り扱っている保険は、『地震保険』になります。社長が福祉施設や社会福祉関係団体、ボランティア団体、NPO等の活動を支援したいという思いで始めました。地震保険は、火災保険に付帯する形式となっています。当社で火災保険に加入している人が対象となり、加入頂くと1件につき200円を赤い羽根共同募金へ寄付しています。現在、当社での加入率は55%です。募金百貨店プロジェクトを始める前は加入率30%でしたが、この間、お客様に安心いただくために積極的にご案内し、また、寄付つきであることもお伝えしてきました。その結果、少しずつ加入率が上がり、兵庫県内の平均加入率と同割合になりました。受配施設や団体には、社会福祉の向上のために有効・適切に、大切に使っていただきたいですね。
 
災害の備えとして「地震保険」への加入を積極的に勧めた経緯を教えてください。
地震によって起こった火災は火災保険の対象となりません。なので、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災・損壊・埋没または流失による損害を補償するために『地震保険』があります。そのことを丁寧に説明し、災害に備える保険であることをご理解いただいています。
 
地震による火災などに備えるしくみですね。共同募金も「じぶんの町を良くするしくみ」として、困ったときはおたがいさまの助け合いの活動から始まった募金です。阪神・淡路大震災以降、もしもの災害に備えて、みなさまからの寄付金の一部を積み立ています。万一の備えは安心につながりますね。
そうですね。実は、阪神・淡路大震災を経験しているお客様も多く、災害に対する意識は高いのですが、東北での地震保険加入率70%と比べると、現在の当社での加入率は55%と決して高くありません。東日本大震災以降、災害に対する意識も高まっています。引き続き、『地震保険』の加入を推進していきたいと思っています。
 
―最後に、これからのことをお聴かせください。
当社は、昭和58年に創業し、今年で35周年を迎えます。常にお客様の立場に立ったサービスをモットーにお客様の要望に合った保険のコーディネートをしていきたいと思います。また、募金百貨店プロジェクトの取り組みについても、続けていきたいと思っています。『地震保険』について、寄付つき商品であることを多くのお客様に知っていただけるような工夫もしていきたいです。
 
当治療院の新規事業についても、動き出しているところです。ひらめいたことをとにかくやってみる!その先には新たな出会いや関わりが広がります。苦労もありますが、その過程がとても楽しくやりがいになっています。利用者でもあり先生でもある皆さん、一人ひとりのことを考えて企画を考えています。また、そのことを現場スタッフとも相談しながら進めています。視覚に障がいのある方の就職先として希望につながるような事業を展開しながら、障がいを持つ人たちが社会との関わりを広げるきっかけづくりに貢献していきたいと思っています。
 
 
スーツを着る仕事とは縁がないと思っていたという、村上さん。おしゃれにスーツを着こなされ、淡々と語りながらも、沸々と湧き上がる熱い想いに胸を打たれました。スタッフとの打ち合わせ中、「今やろうとしていることは、他の人の希望にもつながることなんです」と話されていました。広い視野と長い目で「福祉」と向き合う大切さに改めて気づかされました。芝吹社長、取材にご協力いただいた村上さん、ありがとうございました。
 
取材・文 松下みどり

【法人情報】
株式会社兵庫福祉保険サービス
神戸市須磨区戎町4丁目1-17
TEL:078‐739-6255/FAX:078‐735-1890
 
さくら治療院
神戸市須磨区飛松町3-1-9-4F
TEL:078‐747-0809/FAX:078‐747-0811
 
※文章・画像等の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。
播州一先生にオリジナルソング「あかはねちゃんのうた」を作っていただきました。赤い羽根ひょうごスローガン「助け合い 広がる つながる 赤い羽根」が散りばめられた共同募金ソングです。
 
 
 
 
 
県内の共同募金の使いみちについて詳しくは「はねっと」をクリックしてご覧いただけます    
 
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